そろそろSubVersionでも
web制作会社…というかコンテンツ屋では、いったいどのくらいの割合の会社がSubVersionを使っているのでしょうか…
我々のような、制作会社とクライアントの中間に位置するような立場だと、時に(コストの関係で)制作会社にお願いをしないで自分でhtmlやDWテンプレートを更新したり、その結果「どこを更新したか、更新した箇所を教えてください!」などと言われたり…と、会社をまたいで複数人で手を入れる場合があります。
ということで、SubVersionを試してみました。
SubVersionとは
バージョン管理ソフトです
studio-fun.netより引用(http://studio-fun.net/2008/05/03/21/)
- マージ機能がなんだか凄い
- 複数人で同時に同じファイルを修正してもマージできる。(衝突はある)
- バイナリファイルのバージョン管理
- Word、Excel、画像ファイルetc何でもバージョン管理できる。
- Word、Excelは差分まで追える。
- HTTP通信(Apacheとかと連携できる)インターネット通信出来るので何処にいてもネットが繋がればプロジェクトの最新のソースコードが-取得できる、プロジェクトに参加できる。
- GUI クライアントTortoiseSVN(windows用SubVersionクライアント)がこれまた凄い。
- TortoiseSVNで1人でも(PC端末内でも)バージョン管理が実現できる。
- バックアップにも最適
- DreamweaverからもTortoiseSVN経由で連携できる。
(外部の制作会社も含めて)複数人で更新作業を行う場合は、いちいち連絡を取り合って同期を取らなくても良いので便利と思えます。
SubVersionを用いた有料のバージョン管理サービスもあるようですね。(Backlogとか)
SubVersionインストール
以下、to-R の記事を参照して実行してみました。
(http://blog.webcreativepark.net/2008/12/28-211226.html)
システム屋さんが主に使っていた物と言うことで、入れるの大変そうだなーと思っていたら、クライアントの方はすんなりインストール出来てしまいました。
これがサーバーにとなると泣きながら作業するハメになるのでしょうか!?
1:インストール
- windowsクライアント(TortoiseSVN):簡単に終わりました
- webサーバーにリポジトリを置く場合:時間がかかりそうなので今回はまだしていません
2:設定
- リポジトリの場所を設定します。
- 作業するフォルダを作成、元のデータからインポートします
- チェックアウトを行って、以降は作業フォルダで作業します
SubVersion操作
- ファイル更新後【コミット】を行ってリポジトリに変更内容を登録
- 前のバージョンに戻したい時は、作業フォルダで【ログを表示】を行い、戻したいファイルを選択して【このリビジョンに戻す】をクリック
- 画像等も同様の操作で変更前の物に戻すことが可能です
※DWエクステンションでDW上で行った更新を、DWメニューからコミット行うことも可能ですstudio-fun.net
ファイル更新→リポジトリ登録
更新を行うと、該当フォルダ・ファイルに「!」マークが付きます。
右クリック→「SVNコミット」を行うと、変更履歴がリポジトリに記録される。(=変更前のファイルも生き残る)
DW上でSubVersion
次回
がんばってwebサーバーの方にインストールしてみようと思います!要は1回入れてしまえば…なんでしょうね!